自閉症のお子さんとの外出
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自閉症のお子さんに限らず、子どもを連れた外出には工夫が必要です。準備の方法をご紹介します。
- 子どもの準備:外出することを、事前にお子さんに伝えましょう。何をするのか、どこへ行くのか、どんなことが起きるのか、出来るだけ早くから情報を共有することが大切です。
- 外出先の写真を見せ、そこで何をするのか説明しましょう。
- 「外出前」「目的地までの間」そして「到着後」の情報をできるだけたくさん共有しましょう。
- 「スーツケースや車、おばあちゃんの家、いとこ、みんなで食べる夕食、そして自宅」という風に、外出中の出来事を表す「もの」や「人」を絵にしたカードを使って、外出中のスケジュールを確認しましょう。
- 荷造り:お気に入りのおもちゃやブランケットなど、お子さんが持っていると落ち着くものがありますか?お気に入りを持って行くことで、外出先でもお子さんは安心できるでしょう。
- 下調べ:自閉症や障害がある子どもたちへ特別パスを提供している場所も多くあります。事前に電話をして情報を集めましょう。お子さんがリラックスでき、心を落ち着かせられる場所も探しておくと良いです。
- 出発:乗り物や建物中では、出入りしやすい「通路側」や「ドアの近く」などの席を選びましょう。また、車をできるだけ入り口の近くに止めることで、お子さんが家へ帰りたがった場合にも、スムーズに対応できます。お子さんがじっとしていられなくなったり、泣いてしまったりと、退出が必要になった場合、事前にこういった気配りをしておくことで、気持ちよく対処できるでしょう。