目標を立て、達成する力

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目標を立て達成することは、子どもの自信を育みます。また、この過程で誰かに支えてもらうことで、『自分には居場所がある』という感覚も深まっていきます。これは、あなたが子どものやりたい気持ちを応援したり、一緒に計画を立てたり、励ましたり、サポートしたりするときに、すでに行っていることです。

 

  • 「やりたい!」を見つける

どの子どもにも、やってみたいことや挑戦してみたいことがあります。それは、自閉症の子どもたちも同じです。ときには、何ができるかを考えたり、やりたいことを行動につなげたりするために、大人の手助けが必要な場合もあるでしょう。お子さんの好きなことや苦手なことに注目してみてください。たとえば、絵を描くのが好きなら、おうちに飾る特別な絵を描きたいと思うかもしれません。どんなことでも、お子さんの「やりたい!」にあなたも同じようにワクワクしていること、そして、できる限り協力するということを伝えましょう。

 

  • 「やる!」を決める

子どもたちは、目標を小さなステップに分けることで、取り組みやすく、また覚えやすくなります。自閉症のお子さんの場合は、さらに具体的に示してあげることが効果的です。お子さんと一緒に、目標を達成するための必要なステップを考えてみましょう。そして、お子さんができるだけ主体的に取り組めるよう、その子に合わせたサポートを心がけましょう。

また、視覚的にわかるようにすることもおすすめです。ステップごとに写真を撮ったり、絵を描いたりして、計画を見えるようにしてみてください。たとえば、「学校に行くために着替える」という目標なら、引き出しにラベルを貼ったり、服や靴の着方を写真で見せたりすると、よりわかりやすくなります。

 

  • 「何度でもやってみる!」  

どんなに頑張っても、計画通りにいかないことはありますが、何度でも挑戦できます。ただ、思い通りにいかないと、がっかりしたりイライラしたりしてしまうこともあるでしょう。そのため、気持ちが落ち着いているときに「がんばり続ける練習」をしておくことが大切です。お子さんに、目標を達成する方法はひとつではないことを伝えましょう。計画が変わったとき、思いがけず楽しいことが起こることもあります。

 

  • 「目標は進んでる?」と確認する

計画の進み具合を確認することは、目標を達成し、その取り組みからの学びを深めるためにとても大切です。うまくいっていることに気づくことで、お子さんと一緒に達成感や喜びを分かち合うことができます。そして、思うようにいかないことに気づくことで、次の挑戦に向けて計画を調整することができます。毎日または毎週の終わりに、振り返りの時間を作り、お子さんの努力をしっかりと言葉にして伝えてあげましょう。